こんにちは!奨学金を借りて大学に通った有機おみそ(@yuuki_omiso)です!
大学に行く価値についてイケハヤさんなどインフルエンサーの方を始め、いろんな意見が出ていますね
確かに政府の研究にかける費用や教育への姿勢をみていると大学はオワコンと言えそうです
でも、だからと言ってこれから受験する人がみんな大学に行くのを辞めるかって言ったらそうではないですよね
医師免許など資格を取るのは独学より大学に行ってしまった方が取りやすいですからね
なので私の結論としては、学費を支払って利用する価値が大学にあると思うなら行けばいいと思います
この記事は、その学費の支払いが問題なんじゃー!という受験生の方、奨学金借りなかったから奨学生の実態とかわかんないという方に私の一例を紹介するものです
Contents
2年以上タダ働きの理由
私が借りた奨学金は全部で465万円
仕事は手取り18万、ボーナスなしなので年に216万です
奨学金を全額返済するには2年と2か月分のお金がかかるんです
国立大でもこれだけかかりました
ちょこちょこ返済してるのであんまり意識したことはありませんが、金額的に2年以上タダ働きしないと返せないほどお金を借りて大学に行ったんだなあと思うと費用対効果を考えてしまいますねw
私がどういう経緯で奨学金という名の借金を背負ったのか順を追って書いていきます
受験生おみそのお金事情
高校生の時の私は
という頭ゆるゆるJKでした
「うちにお金はない」と母からよく言われていたので(子どもにお菓子をたくさん買わせないためかもしれませんが笑)私立に行くなんてありえない!
大学に行くなら奨学金を借りて国公立に行くしかありませんでした
ストレスを避けた頭ゆるゆる受験エピソードはこちら
在学中のおみそのお金事情
ステータスはこんな感じ
- 入学金、学費、車校、成人式費用など在学中の費用は全て奨学金から
- 入学金→約30万、学費→1年で約55万
- 部活は半年で辞めたので費用はかかっていない
バイトは月2万の収入
教育大の美術とはいえ、授業時間外に制作をすることも多かったのでバイトはほとんどできていませんでした
おこづかいを自分で稼いでるだけでしたね
ただ、途中から制作にかかる材料費や道具代にお金がいるようになってきて、奨学金をもう一種類借りるようになるんです
今までは学生支援機構で第二種奨学金(利子あり)を借りていたのですが、第一種奨学金(利子なし)も借りることに
卒業後のおみその奨学金事情
そんなこんなで卒業し、借りた奨学金の総額は456万円
これを240回払いで毎月返していくので、ちょうど20年かかるわけですね
22歳で卒業したおみそもすっかり熟成されて42歳になったらようやく借金から解放されます
結婚出産にかかる時期に奨学金にお金使えって強要されてる…
でも当時こんなことまでわからないまま契約したのは齢18歳の自分です、おーこわいw
こんな借金もちと結婚してくれた出木杉くんな旦那さんとのなれそめが聞きたいって?仕方ないな~(聞いてない)
社会人おみその返済事情
かくして返済がスタート
と錯乱したおみそは実家暮らしなのをいいことに給料をすべて返済につっこもうとします…が
というわけで、月に返済する19211円の2倍ちょっと5万円を返済用口座に入れることに決めました
給料の内訳です~
手取り18万→貯金10万、返済5万、おこづかい3万
27歳で半分返済!
働いて5年目、返済し始めて51か月目、利子ありの第二種奨学金を繰り上げ返済をして完済しました!
あとは利子なしの第一種奨学金だけなので利子を気にせずに返していけます
ちょっと気がラク…
でもこれから子どもを産んだりしたらそっちにお金かかるし、今までのように5万円も返済に充てられないだろうなと思うと、単純に「よーしあと5年だ!」とはならなさそうですね(;^_^A
まとめ
2年以上タダ働きをするほどの価値が大学にあったかと聞かれれば私の場合はあったと思います
- 教員免許は大学・短大に通わないと取れないこと
- 教育に関する知識が得られたこと
- 偶然入った美術科とはいえ様々な制作体験ができたこと
- 卒業してからも付き合える友人ができたこと
- そしてなにより生涯の伴侶に出会えたこと
まあ、高校生がこれだけのお金を借りて大学に行って、卒業時から借金返済することを思うと、自分の子には奨学金を借りさせたくないですけどね…
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